「Logicool MX Master 3 for Mac」レビュー テレワーク用PCとの同時利用についてを中心に

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Logicoolの高級マウス、MX Master 3をレビュー。通常版ではなくMac版を購入しましたので、テレワーク環境で、私用iMacとテレワークPCとの共存についても紹介したいと思います。

MX Master 3とは


2019年9月発売の、LogicoolのMXシリーズの上位モデル。

ホイールの回転量に応じて、クリック感が無くなり高速スクロールが可能になる“SmartShift”機能や、カスタマイズ可能な4つの補助ボタン、親指での水平方向のスクロールホイール(サムホイール)が特徴。

マウスのボタンの割り当てや、各種感度などのカスタマイズは、Logicool Optionsというソフトウェアで可能。

(僕のカスタマイズは後日別記事で紹介しようと思います)

購入した経緯

僕はこれまで、私用のiMacではMagic Mouse、テレワーク用の会社支給PCではMX Anywhere 2を使っていました。それぞれのマウスに以下のような不満があり、ひとつのマウスをiMacでもテレワーク用PCでも使えるようにしたいと思い、新しいマウス購入に踏み切りました。

  • Magic Mouseの不満点
    • 使い始めてからしばらく経っているせいか、充電が無くなるのが早い
    • 充電がLightningで、背面に穴があるため、充電しながら使えない
    • ちょっと触るとクリックしちゃうので、テレワーク中に触れてスリープ中のMacがスリープ復帰してしまうことがある
  • MX Anywhere 2の不満点
    • 充電がmicroUSB (僕が現役で使っている機器にmicroUSB充電はこれしか無い)
    • クリック面が手に合わせて斜めになっている方が使いやすい

何故for Macにしたのか

MX Master 3には、通常版とMac版が存在します。

どちらも同じ値段で、形は変わりませんが、Mac版は通常版に付属する無線接続用のUnifyingレシーバーが存在しない代わりにMacとのBluetoothの安定性が向上しているとのこと。

僕は前述の通り、MX Anywhere 2を使っていたため、レシーバーを所有しており、Bluetoothの安定性の方を採用しました。

Unifyingレシーバーは、LogicoolのUnifying Softwareで接続機器の追加が可能です。

テレワーク用PCとの共存について

購入目的の半分、テレワークPCでの利用はと言うと……

「良さが全然活かせてない」と言った感じです。

もともと僕のテレワーク用環境ではLogi Optionsをインストールすることができないため、カスタマイズできないことはわかっていたのですが。

初期状態でもある程度使うことができますが、不満点は以下の通り。とりあえず大前提として購入前に知っておきたいのは、「設定はマウス側に保存されない」と言うことです。

親指(サムホイール)の水平スクロールが逆

僕の感覚だと、親指でのスクロールは、右に回すと右にスクロール(スクロールバーが右に動く)と行った方向へのスクロールをイメージしているのですが、MX Master 3のデフォルトだと逆。(for Macだけ?)

Logicool Optionsをインストールすることで反転させる事ができるのですが、テレワーク環境では前述の通りLogicool Optionsが使えないため、メインのMacとは逆スクロールとなってしまい、使えてません……

ジェスチャーのカスタマイズができない

MX Master 3では、ジェスチャーボタンをカスタマイズし、ボタン単体・押しながらのマウス上下左右操作でアクションを実行することができます。実行する内容はカスタマイズ可能なのですが、これもやはりLogicool Optionsが必要。

さらに、Macでは、デフォルトのジェスチャー用ボタンと、スクロールホイールの下にあるボタン(デフォルトではホイールモードシフト機能が割当たっています)をLogicool Optionsで入れ替えているので、Macの感覚で「ジェスチャーボタンを押したらスクロールのモードが変わってしまった」という事がしばしば……

Magic MouseやMX Anywhere 2と比べて

大きさ(高さ)については、すぐ慣れるので問題無いと思います。(もしかしたら、女性には大きいかも)

Macでのスクロールについても、「こんなもんだ」と割り切ってしまえば、慣れます。というか、Magic Mouseでのスクロールの感じを、もうあまり覚えていません。

2週間使って未だになれないのは、親指のボタン(デフォルトでジェスチャーボタンになっているところ)。同じく親指で操作する進む・戻るボタンの方が利用頻度が高いため、親指はそれらのボタン付近に置くことが多いのですが、そうするとデフォルトのジェスチャーボタンが非常に押しづらい。

Macでは、Logi Optionで、ジェスチャーボタンとホイールモードシフトボタン(スクロールホイールの手前にあるボタン)を入れ替えられるのですが、テレワーク用環境ではできず、ジェスチャーが使えてないという感じです。これが一番惜しいですね。

おわりに

購入して2週間、不満点はあるモノの、なんだかんだで慣れて使っています。テレワーク用PCでLogicool Optionsが使えれば最高だったんですが……

Macでの使用についてはLogicool Optionsのおかげでほとんど問題無いのですが、一部Magic Mouseでできた事ができなくなっている事が。

次回のレビュー記事では、Logicool Optionsの設定の紹介とともに、Magic MouseでできたけどMX Masterではできないことについても紹介しようと思います。


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